ダブルグランドクロスが起こったDさん

Dさん
活発なイメージのあるしっかり者のDさんの、ネイタルのホロスコープチャートです。
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何でしょう、こういう方ほど西半球に星が寄っており、他者の顔色を読んだりおもねったりしながら生き抜いてこられている方が多いです。
社会や人間関係の中で闊達に泳いでいるように見えながらも苦しんでいる、そんな他人軸のイメージがあります。(もちろん、時期によって自由自在に泳げるときもあると思いますが)
そんな西半球の人に、「自分の時間や好みや意思を、優先したり大事にしたりすると、バランスが取れますよ」と、一応アドバイスしてみたりするのですが、みなさん一様に「それでは幸せを感じられない」とおっしゃられます。
難儀な性質だなぁ西半球は…と、いつも思います。

さてDさんの太陽は、山羊座最終度数であり、去年まで有能なキャリアウーマンでした。
太陽はDec付近にあり1ハウス、2ハウスの支配星。
他人に自分を明け渡してしまいがち&他人の価値判断で自分を評価しがちな太陽の意味合いとなっています。
自分とパートナーとの関係を通じて世界を形成していく感じですね。
また北半球側でもあるので、家族のいろいろを最優先にしてきた感じもあります。
土星(6ハウス支配星)とオポなので、厳しく自分を律して日々鍛錬している様子もうかがえますね。

乙女座は2ハウスにあります(12ハウスの支配星)。
月は満ち欠けするものですから、2ハウス(自己価値)も満ち欠けしがちな意味合いを持ちます。
職業的には、2ハウス月は、公共の目につく仕事、社会評価が自己評価につながりやすいという意味合い。
月は11ハウス火星(10ハウス支配星)や5ハウス海王星(9ハウス支配星)とTスクエア。
11ハウスも5ハウスも、自己価値に関係するハウスなので、その揺らぎやすさや、みんなのための仕事や勉強に邁進する様子もうかがえます。


水瓶座水星は、Dec上にあり、3ハウスと11ハウスの支配星で、3ハウス天王星(7・8ハウス支配星)とスクエア。
まさに他者やみんなとのコミュニケーションのためにユニークな知性を使う感じですね。

射手座金星(5ハウスにあり4・10ハウスの支配星)は、MCやキローン、木星とトライン。
楽しげですけれど、やはり家族や仕事に関係している金星です。

双子座火星は10ハウスの支配星で11ハウスに入っています。
みんなのためになる仕事をする感じでしょうか。

天体どれをとっても、相手のため、仕事のため、みんなのため、家族のため、といった感じの動きをしそうですし、「それが喜びであり本望だ」という声が聞こえてきそうなチャートですね。

では、職業に関するMCからのディスポジターを見てみましょう。
Mc
いろいろな惑星をめぐってグルグル回る流れになっています。
どれだけいろいろな能力を使っていくんだ…という感じですね。
これからどんな仕事をしていきたいと思っているのですか?と聞いたら、ビジネスでの秘書的な業務や、ヒーリング能力を使って教える役割なども考えているとのことでした。

ビジネスも有り(山羊座、10ハウスやMCが強め)ですし、秘書的な役割も有り(Dec強め、6ハウス太陽)ですし、ヒーラーも有り(MCキローン、火星・海王星、コミュニケーションの3ハウス強め)ですし、教えるのも有り(パフォーマンスの5ハウス強め)ですし、みんなの居場所的なコミュニティーづくりも有り(11ハウス4ハウス強め)ですし、この人ひとりいると、ほんとうに重宝するだろうなぁという感じですね。

さて、この才能豊かなDさんの天職の場が見つかるのはいつでしょうか。

と、その前に、こちらの図をごらんください。
Dさんの2020年三重円(中円SA)
2020_20220509212601
こんなことってあるのか…と思うようなダブルのグランドクロス(45度出まくりの八角形)です。さらにトランジット土星が太陽の上をうろつきます。
これは相当キツかったでしょうね。八方塞がりの状況。
ご本人に聞いたら、やはりとても大変だったらしいです(翌年退職)。

8という数字は、対立を乗り越えて、自分の力をためることに関係し、力の蓄積とか権力を掌握する意味合いがあるので、
よほど胆力のある人なら、この何重ものハードアスペクトを、成長ための緊張として、すぐさま発展のきっかけにつなげることができるかもしれませんけれども、
そうでない場合は一度退却してみるのもよい選択だと思います。
こんなハードな複合アスペクトを作れるぐらいの能力の持ち主なら、今後このエネルギーを制覇できるぐらいのBigな人物に成長していくことも可能だと思います。

次に、来年2023年の図。
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N太陽の上にトランジット冥王星が来ていて、N土星ともオポになります。
ここでまた大きく一皮むける出来事がありそうですね。
本当の自分の才能や影響力を発揮するために、長年身につけてきた余計な固定観念や習慣をバッサリと削ぎ落していく感じでしょうか。
この方の場合、太陽は1ハウスと2ハウスの支配星ですから、しっかりと自己存在と自分の価値を押し出していく流れになることは間違いないでしょう。
他人軸に寄りがちなDさんですから、自分をしっかりと持ちつつ他者のために全力を尽くせるDさんへと変貌していくはずです。

次は、2026~7年の図。
2027
10ハウスの支配星である火星がSAでAsc上に乗っていきます。
同時にDec上にSAの海王星、Trの冥王星が乗っていきます。
SAのMC・キローンは10ハウス支配星であるN火星の上に。
Tr木星は1ハウスを運行し、ノードはAsc軸を通過していきます。
そしてMCにはキローンが(キローン回帰)。

仕事上のパートナーが現れたり、仕事における重要な役割を得たりするのは、この年ではないかと。
ヒーラーとしても活動できていそうな感じですね。

次は2028年の図。
2028
SP月がAsc上に来て、N太陽とオポ。Trノードが太陽の上に。
Tr木星がICへ向かっています。
さらに、SA太陽=N金星。
これは、一生に1度しかない慶び事の表示。恋愛や結婚や出産や出世など。
(SA金星がN太陽と合するタイミングもありますから、正確には一生に2度)
ここまでまだ数年ありますが、苦労が多かった分、喜びも大きそうですね。
喜びめがけて進んでほしいです。

余談ですが、Dさんの太陽と月のミッドポイントは、不動宮20度ですが、Dさんの親しい3人の誕生日を聞いたら、3人とも不動宮20度太陽の人たちでした。
すばらしい引き寄せ能力。すばらしいアンテナ。

Dさんのこれからが楽しみです。
ありがとうございました。

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