海王星や魚座の人(『凪のお暇』最終回後の考察)

『凪のお暇』終了しました。

坂本さん(市川実日子)が最後に大丈夫か…という男にハマってしまったのが心配ですね。

坂本さん(市川さん)は、双子座太陽オポ海王星の人です。

やっぱり海王星・・・。

いや幸せは人それぞれですので、本人が幸せならそれでよいのですが。。

 

一方、魚座の凪(黒木さん)は、どちらの男(太陽合海王星を持つ男たち)も選ばず、

理想のコインランドリーへの夢(みんなが幸せになる場所的な)に向かって進んでいきます。

自(牡羊座~蟹座)、互(獅子座~蠍座)、公(射手座~魚座)でいう「公」のフェーズを進むことに決めた、という感じですね。

 

このドラマに限らずいろいろなケースを見て思うのですが、

海王星の効いている人や魚座の人が、ややこしい特定人物につかまってしまった場合、

かなり長いあいだ献身的に尽くしている様子が見受けられる感じがします。

それでこそ海王星や魚座らしさ、という考え方もありますが、

ある程度「自」「互」のフェーズをもがいた次には、

いつの日か、このドラマの凪のように、全体(社会)のために奉仕愛を生かした働きをしてほしいなと思います。

「公」フェーズの魚座ですから。

 

魚座を象徴とする神話に『オルフェウスの竪琴』の物語があります。

竪琴の名手であるオルフェウスは、その琴の音で人間だけでなく動物たちをも魅了していました。

ある日、恋人であるエウリュディケは蛇にかまれて死んでしまいます。

たいそう悲しんだオルフェウスは死の国に赴き、その琴の音で冥界の王をも魅了し、

エウリュディケを地上へ連れ出すことの了承をもらいます。

ただし、地上へ出るまでは後ろを振り返らないことの約束をして(エウリュディケが後ろからついてくる)。

しかし、直前になってオルフェウスは嬉しさのあまり、うっかり振り返ってしまいます。

エウリュディケは再び冥界へ連れ戻されてしまいました。

それからオルフェウスは失意呆然としたまま生き、

祭りに狂乱した女たちに殺され八つ裂きにされて捨てられ(女たちの誘惑に乗らなかったから)、

不憫に思ったミューズたちに竪琴とともに葬られ星になったというお話。

幽霊になったオルフェウスは、冥界でエウリュディケとやっと出会えたらしいですが・・・。

 

日本版では、オルフェウスとよく似たお話で、

古事記『イザナキとイザナミ』の黄泉の国の話があります。

こちらでは、イザナキが後ろを振り返った時に見たイザナミの姿が、おどろおどろしく醜くまさに冥界の住人であったので、

恐ろしさのあまりイザナキは走って逃げました。

日本版では逃げたわけです。

生きている人と死んでいる人、こっち側の人とあっち側の人。

どうぞ走って逃げることに罪悪感を覚えないでほしいと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

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