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2010年7月

映画『トイレット』

「みんな、ホントウの自分で おやんなさい」

これは8月末公開の映画『トイレット』の広告に載っている言葉(サブタイトル?)。
バラバラで生きてきた北米の3兄妹と、日本人のばーちゃんのお話しです。
もたいまさこさんが、ばーちゃん役。

私自身は、あまりどの祖父母とも縁がなかったほうですが、
こんなこと言ってくれる、ゆとりの存在のおばーちゃんがいてくれたら、イイですねぇ。
親はたいがい、現在進行形で家族や何もかも抱えて、必死に生きていますのでね。
(まぁ、ゆとりはあっても困った祖父母という場合も、あるでしょうけれど)


監督の荻上直子さんのホロスコープを見てみました。
(生年月日をあるページで発見しましたが、もしかすると正確ではないかもしれません。)
荻上さんは他にも『かもめ食堂』『めがね』などの映画を作られていたり、TV番組では『やっぱり猫が好き』『2クール』などを手掛けていたり・・・と言うと、なんとなくテイストがつかめるでしょうか。

太陽は水瓶座月水星合の新月。牡牛座土星スクエア、天秤座天王星トライン、山羊座木星60度。
おぉ~。そうですね、あの作品の雰囲気&個性派俳優さんというのは、まさに水瓶座。土星がスクエアで効いていますので、強烈に地味なんですが、天王星も効いてますので、やっぱり変なんですよね。
いわゆる“地味変”。
“ジミヘン”というと、ギターリストのジミーヘンドリックという人がいますが、むかし何かのCMで、もたいまさこさんがジミーヘンドリックに扮してギターを弾いていたそうですね。また、忌野清志郎さんの公式サイトのタイトルも“地味変”です。
まぁ、そんな感じの、地味変な監督さんです。荻上直子さん。


この映画のコンセプトである「ホントウの自分」というのは、
土星で厳しく躾けられた側面と、天王星の本来の自分を発揮する側面との2方向が、よく表現されている作品なのではないかなと思います(あらすじなどを読むと)。

荻上作品には外せない存在の、もたいまさこさんは、まさに荻上さんの天王星(自己実現、目覚め)の部分に、太陽土星海王星を持つ人です。“地味変なホントウの自分”というのを、体現して見せてくれている存在なのでしょうね。
荻上さんの、もたいさんイメージは「正義感あふれるパンク・スピリッツ」だそうです。なるほど。

荻上作品は、地味変なだけでなく、なんともセンシティブなオシャレ感があります。
それはホロスコープのどの部分かと言うと、牡羊座金星キローンに冥王星がオポ、木星がスクエアで、キローン金星木星冥王星のTスクエアですね。
牡羊座金星で冥王星と木星がハードに絡むのですから、かなりなオシャレさんですよね。でも、バブリーにならないのは、キローンが絡んでいるからでしょうか。
今、木星の上に冥王星が、金星の上に木星天王星が、冥王星の上に土星がのりますので(おっ、太陽の上にも海王星が!)、荻上作品のオシャレセンスが、世間を席捲するかもしれませんね。

スタイリストの堀越絹衣さん、フードコーディネートの飯島奈美さんは、『かもめ食堂』や『めがね』でも組んだ方々。
知る人は良く知っている(有名)方々です。
今回の映画の衣装や小物、料理にも、注目したいですね。

あぁ、公開の日がとっても待ち遠しいこのごろです。

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西原理恵子さん『パーマネント野ばら』

先日、西原理恵子さん原作の『パーマネント野ばら』を観ました。
よかった・・・・・。
笑って泣いて、でした。
西原さん、「毎日かあさん」のようなファミリーアニメや、ギャンブルなどの無頼派なイメージがありますが、こんな切ない恋愛ものも描くんだ・・・と。

それにしても、登場人物(特に男性)は、破天荒ですね。
電柱をチェーンソーで切り倒す癖のあるオヤジ
トラックで自転車を跳ね飛ばした豪快なオヤジ
「男の人生は真夜中のスナックや」と言ってよその女と暮らすオヤジ
店の女の子に手を出して妻に車で轢かれるヒモ夫
暴力男
博打狂いでで多額の借金をし、ヤク中で山で野たれ死ぬ男
などなど・・・・・

西原さんは、蠍座太陽水星海王星合に牡牛座木星オポ(乙女座天王星冥王星と60度)及び獅子座火星に水瓶座土星オポとのグランドクロス(オーブ広めで)ですものね。
月金星以外のすべての星が、グランドクロスを作りながら太陽や火星と絡みあっていくという。しかも不動宮。
太陽(水星)に天王星冥王星60度と言うのは、超個性的な究極の人物ということですね。半端な人ではありません(そういうわけで、登場人物も超個性的で強烈)。
それに加えて木星海王星オポと火星土星オポのグラクロっていうのは、言ってみれば「飲む、打つ、買う」の世界(酒、クスリ、ギャンブル、暴力、異性交遊etc)。不動宮なので、状況が動かぬままじりじりと・・・(もし、活動宮だったら「ドラック&セックス&ロックンロール」とか言って、おもいきりエネルギーをぶっ放すことができるのでしょうけど)。
そんなわけで無頼派というのも納得ですが、
しかしですね、太陽海王星に木星オポですごく精神世界系的な癒しの優しい部分もあり、火星土星オポでものすごく真面目で頑張り屋さんな部分もあり、なわけなんですよね。
それを象徴しているのが、恋人役のカシマですね。
高校の理科の教師。いつもビーチサンダルを履いていて、よく話を聞いてくれて、でもちょっとつかまえておけない感じの。
江口洋介さんが演じていたのですが、かっこ良かったですね~。
「一緒に暮らすか。ほっといたらどっか行っちゃいそうだからな、アンタ。」
とか言うわけですよ。く~っ。
海でのシーンなどは、海王星を象徴している男ですね。
しかし、危ういところもあるわけなんですね(海王星)。衝撃の展開でした。泣けました。

そんなわけで、登場人物の男性陣は、西原さんの男要素すべて出ている感じですが、
さて女性陣はどうでしょうか。

月と金星は(12時で出すと)天秤座前半部分で合です。楽しそうですね。(もし月が乙女座だとしても、“酸いも甘いも知っている姉御の乙女座”ですしね。漫画家さんには乙女座を持ってる人は多いですし、どちらにしてもぴったり納得)
美容室「野ばら」は、おばちゃんたちが集う社交場になっています。
おばちゃんたちみんな、びっちびちのパンチパーマで、話題がチ○○のことばかりというのが、なんとも可笑しかったのですが(水星が男性陣のグラクロにハマってますのでネ)、そんな中での女性同士のお互いを思いやる優しさ空気感というかなんというか(月金星の)、言葉ではうまく説明できないですが、そういうのが映像の中に流れていたと思います。

ちなみに「毎日かあさん」の登場人物に例えると、
男性陣の不動宮太陽火星他グラクロは、飲べえでちょっと不思議なお父さん(無頼系)&男の子パワー炸裂でありつつ不思議な息子のブンジ(海王星木星系)。
女性陣の月金星は、「おかぁしゃん大好き」なんて言う、かわいい娘フミ。「男の子ってね~w」と言いながら歓談するママ仲間。

どうしても男には大甘になってしまいますよね。太陽や火星に木星海王星が絡んでいますのでね。人生経験も増えるわけです。でも、夫の鴨さんをアル中から生還させ、良き父親として見送ることができたというのも、やはり海王星木星のなせる技だと思います。

どこかのインタビューで、
“「なんとかなる」とか「そのうち良いことある」なんていうことはありえない。それでダメになっている人を山ほど見てきました。金がなくて、教育がなくて、頑張ることを知らない人達がどんなことになるか・・。”
というふうに語っていました。
これは西原さんの仕事の仕方や生き方を方向づける根本的な部分ですね(私も実は、この考えは、ものすごく共感する)。太陽に火星土星オポがスクエアで効いている人ですものね。仕事を木星海王星で大きく広げて、火星土星で頑張ってこなして行くという。いろいろな媒体で長年の実績をつくり“一流文芸誌からエロ本まで、一本なくなっても泣かないように数々こなしている”というのも納得の生き方ですね。

どこを見ても、とても興味深いチャートでした。
これからのますますの御活躍を、楽しみにしたいと思います。

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