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西原理恵子さん『パーマネント野ばら』

先日、西原理恵子さん原作の『パーマネント野ばら』を観ました。
よかった・・・・・。
笑って泣いて、でした。
西原さん、「毎日かあさん」のようなファミリーアニメや、ギャンブルなどの無頼派なイメージがありますが、こんな切ない恋愛ものも描くんだ・・・と。

それにしても、登場人物(特に男性)は、破天荒ですね。
電柱をチェーンソーで切り倒す癖のあるオヤジ
トラックで自転車を跳ね飛ばした豪快なオヤジ
「男の人生は真夜中のスナックや」と言ってよその女と暮らすオヤジ
店の女の子に手を出して妻に車で轢かれるヒモ夫
暴力男
博打狂いでで多額の借金をし、ヤク中で山で野たれ死ぬ男
などなど・・・・・

西原さんは、蠍座太陽水星海王星合に牡牛座木星オポ(乙女座天王星冥王星と60度)及び獅子座火星に水瓶座土星オポとのグランドクロス(オーブ広めで)ですものね。
月金星以外のすべての星が、グランドクロスを作りながら太陽や火星と絡みあっていくという。しかも不動宮。
太陽(水星)に天王星冥王星60度と言うのは、超個性的な究極の人物ということですね。半端な人ではありません(そういうわけで、登場人物も超個性的で強烈)。
それに加えて木星海王星オポと火星土星オポのグラクロっていうのは、言ってみれば「飲む、打つ、買う」の世界(酒、クスリ、ギャンブル、暴力、異性交遊etc)。不動宮なので、状況が動かぬままじりじりと・・・(もし、活動宮だったら「ドラック&セックス&ロックンロール」とか言って、おもいきりエネルギーをぶっ放すことができるのでしょうけど)。
そんなわけで無頼派というのも納得ですが、
しかしですね、太陽海王星に木星オポですごく精神世界系的な癒しの優しい部分もあり、火星土星オポでものすごく真面目で頑張り屋さんな部分もあり、なわけなんですよね。
それを象徴しているのが、恋人役のカシマですね。
高校の理科の教師。いつもビーチサンダルを履いていて、よく話を聞いてくれて、でもちょっとつかまえておけない感じの。
江口洋介さんが演じていたのですが、かっこ良かったですね~。
「一緒に暮らすか。ほっといたらどっか行っちゃいそうだからな、アンタ。」
とか言うわけですよ。く~っ。
海でのシーンなどは、海王星を象徴している男ですね。
しかし、危ういところもあるわけなんですね(海王星)。衝撃の展開でした。泣けました。

そんなわけで、登場人物の男性陣は、西原さんの男要素すべて出ている感じですが、
さて女性陣はどうでしょうか。

月と金星は(12時で出すと)天秤座前半部分で合です。楽しそうですね。(もし月が乙女座だとしても、“酸いも甘いも知っている姉御の乙女座”ですしね。漫画家さんには乙女座を持ってる人は多いですし、どちらにしてもぴったり納得)
美容室「野ばら」は、おばちゃんたちが集う社交場になっています。
おばちゃんたちみんな、びっちびちのパンチパーマで、話題がチ○○のことばかりというのが、なんとも可笑しかったのですが(水星が男性陣のグラクロにハマってますのでネ)、そんな中での女性同士のお互いを思いやる優しさ空気感というかなんというか(月金星の)、言葉ではうまく説明できないですが、そういうのが映像の中に流れていたと思います。

ちなみに「毎日かあさん」の登場人物に例えると、
男性陣の不動宮太陽火星他グラクロは、飲べえでちょっと不思議なお父さん(無頼系)&男の子パワー炸裂でありつつ不思議な息子のブンジ(海王星木星系)。
女性陣の月金星は、「おかぁしゃん大好き」なんて言う、かわいい娘フミ。「男の子ってね~w」と言いながら歓談するママ仲間。

どうしても男には大甘になってしまいますよね。太陽や火星に木星海王星が絡んでいますのでね。人生経験も増えるわけです。でも、夫の鴨さんをアル中から生還させ、良き父親として見送ることができたというのも、やはり海王星木星のなせる技だと思います。

どこかのインタビューで、
“「なんとかなる」とか「そのうち良いことある」なんていうことはありえない。それでダメになっている人を山ほど見てきました。金がなくて、教育がなくて、頑張ることを知らない人達がどんなことになるか・・。”
というふうに語っていました。
これは西原さんの仕事の仕方や生き方を方向づける根本的な部分ですね(私も実は、この考えは、ものすごく共感する)。太陽に火星土星オポがスクエアで効いている人ですものね。仕事を木星海王星で大きく広げて、火星土星で頑張ってこなして行くという。いろいろな媒体で長年の実績をつくり“一流文芸誌からエロ本まで、一本なくなっても泣かないように数々こなしている”というのも納得の生き方ですね。

どこを見ても、とても興味深いチャートでした。
これからのますますの御活躍を、楽しみにしたいと思います。

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