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2015年5月

ドラマ『デート』の杏さんと長谷川さん

またしても、久々になってしまいました。
火の星座に星が入っているうちに、新しい冒険を始めないとね、と思うこの頃です。
木星の乙女座移動まではあと2カ月ちょっと。
天王星の牡牛座移動まで3年ぐらいです。


ところで、前回のクールでオモシロかった『デート~恋とはどんなものかしら~』というドラマ、まだ記憶にありますでしょうか。
とても印象深かったので、取り上げてみたいと思います。

まず、杏さん(藪下依子役)。
太陽牡羊座、月は双子座です。
太陽と月は60度、天王星と120度。個性的で前衛的、時代を先駆けていく魂を持っています。
ですが、月にはリリスとキローンが側にあり、午前中生まれなら土星とオポ、午後生まれなら天王星とオポですので、いずれにしても、子どもの頃や私生活面で苦労が多かったことがうかがえます。
なんとなく笑っていても寂しげな様子が印象的ですね。土星オポの午前中生まれなのかもしれません。

太陽や月から追いかけたファイナルディスポジターを見ると、土星(射手座)→木星(魚座)→海王星(山羊座)のループになります。

木星・土星の組み合わせは、神の子キリストがこの二つの星が重なった時に、この星のもとに生まれた(ベツレヘムの馬小屋で)ということで、「時代の中で選ばれし者」という役割を負うことを意味していますが、同時にキリストがそうであったように、「時代のスケープゴート」の役割を負うというふうにも言われています。この星が入っている射手座・魚座は、宗教的なものを意味する星座です。
さらに山羊座の海王星は、まさにその象徴ですね。ヤギは古くから犠牲に捧げる生贄として使われていました。山羊座は社会、海王星は犠牲の象徴。

土星・海王星の組み合わせも、虚しさや犠牲的な意味合いはありますが、反対に、夢や理想を現実化させたり、真実を明らかにしていったりする意味合いもあります。
杏さんの太陽は牡羊座でドラゴンヘッド合ですから、復活したキリストのように、みんなを新しい未来に率いていく役割をもって生まれてきたのかもしれませんね。活動宮の最初に来る星が海王星、次に火星、次に太陽ですしね。理想や夢に向かって、切り開いていきながら人生を作っていく人です。

このドラマの藪下依子さんは、恋愛や結婚はしたいけれど、人の気持ちがわからない風変わりで堅物のリケジョという設定でした。主観に寄りがちな猪突猛進ぶりは似ている部分はありそうですが、杏さんが演じるなら、もっと、世のため人のためになる研究的な仕事をしていても良いかもしれないと思いました。
でも「公務員=全体の奉仕者」ですから(しかも国家公務員としたら相当大きなスケール)、この杏さんの木星・土星・海王星のループは、藪下依子にピッタリなのかもしれません。


次に、長谷川博己さん(谷口巧役)。
太陽は魚座、月は天秤座。
長谷川さんも、太陽と天王星がトライン、海王星とスクエア。
この太陽と海王星は、スクエアですが、同じ度数を持つパータイルという組み合わせなので、魚座太陽とも相まって、海王星的意味合いが2倍にも3倍にもなっている感じです。

月は午前中生まれだとノーアス。午後生まれなら、冥王星と合、土星と60度。
いずれにしても、けっこう濃い天秤座の月をお持ちです。

また、海王星のアスペクトがものすごく多いですね。
海王星は、太陽とスクエア、金星とトライン、火星と60度、土星とトライン、冥王星と60度。

そして金星、海王星、土星は、火のグランドトラインを形成しています。
美や感性について理想を持っていて、もしかしたらそれは容易に人が立ち入れないくらい防衛が強く、聖なる領域と化しているものかもしれません。
ものすごく海王星が強く、理想主義的な生き方をする長谷川さんです。

ファイナルディスポジターは、金星(牡羊座)→火星(水瓶座)→天王星(蠍座)→冥王星(天秤座)でループを形成。

火星と金星の組み合わせは、相互のやり取りやコミュニケーションを意味するといわれています(1ハウスの支配星と7ハウスの支配星)。テニスのように打ち出して打ち返してというやり取りのイメージ。

月は天秤座ですし、金星や火星はソフトアスの天体を多く持ち、金星と火星のアスペクトは、海王星とともに、火星を中心とした小三角を形成しています。
恋愛に関する理想世界があったりするのでしょうか。

愛を求めていくけれども(牡羊座金星)、深くコミットせず広い人類愛的な行動をし(水瓶座火星)、自由や自立を掲げて絆や執着を断ち切り(蠍座天王星)、そして関係性を今までと違う価値観に変容させる(天秤座冥王星)というのを、繰り返していく感じなのでしょうかね。

恋愛に自由独立(天王星)と支配や変容(冥王星)が混ざるわけですから、ドラマや映画では、そうとうおもしろい役柄を演じられると思います(セカンドバージンがまさにハマり役なのかな?)
でもやっぱり、海王星が効いている人なので、報われない感じの結末になる作品が多いような印象を、私は持っています(八重の桜の川崎尚之助のように)(あるいは、どこか情けない感じの役とか。高尚な役も良いと思いますが)。

このドラマの主人公、谷口巧も、理想の女性は「オードリー・ヘップバーン、原節子、峰不二子、メーテルを足して4で割った女性」というのを高らかに掲げていて、文学や映画などをもとにした理想世界(海王星)を持っている人でした(がゆえのひきこもり、依子に寄生するために結婚を所望。まさに海王星)。
でも、恋愛での行動指南や、やりとりのリードを担っているのは、谷口巧のほうだったと思います(長谷川さんの金星・火星が効いている)。

この二人の相性を見てみると、
依子(杏さん)の太陽の上に、巧(長谷川さん)の金星ノードが乗っていますから、巧は依子に縁を感じ、好きになりますよね。おまけに、巧のSA太陽もN金星に乗り、さらにこの依子のN太陽に乗っています。
巧の恋にスイッチが入り、それをきっかけに引きこもりを脱して新しい流れを作り出そうと思ったのは、このN金星にSA太陽が乗ったタイミングだからでしょう(活動宮の牡羊座ですからね)。興味深い相性配置です。

でも、お互いの太陽にお互いの月はハードアスペクトになるので、ケンカばかりしているわけです。
また、お互いの金星に対して、お互いの火星がハードアスペクトなのも、恋愛がスムーズに進展していかず、ちぐはぐになってしまう原因でしょう(でも強烈に惹かれあう場合もあります)。
しかし、なんだかんだ言って一緒にいられるのは、私的な月が同じ風星座にあるからでしょうね。

恋愛や結婚というのは、けっこうハードアスペクトがあっても(むしろハードだからこそ)くっついたりすることが多いですね。
このドタバタちぐはぐ感が、たまらなくオモシロいドラマになったおおもとの部分なのではないかと思います。


今後はですね、
杏さんのN月の上にそろそろSA金星が乗りますし(出生時間が不明ですが、午前中生まれならそろそろ)この夏以降は、杏さんのN金星にT木星がトラインになっていきますし、土星回帰もありますから、「できちゃった婚」なんていうストーリーで、続編などやってみてはいかがでしょうか^^

二人の結婚生活は、何といっても依子(杏さん)の趣味で埋め尽くされた家(部屋)というのが欠かせない条件です。
杏さんの牡牛座の金星は、不動宮でただひとつの天体ですから、かなりな重要度を占めています。牡牛座は自分の好みにこだわり、それを周囲にたくさん集めてこそ、安心や安全の感覚、幸せの感覚を得られる星座です。
不動宮がそれなりに多くてしっかりしている(やや頑固な)巧(長谷川さん)が譲歩しないと、依子の自己価値的な基盤がぐらついてしまいます。
本やDVDを、依子流のおかしな並べ替えで整理整頓されているあたりは、このことが象徴的に表れていてオモシロいと思いました。

そんな感じで、ドタバタコメディータッチのゆかいな続編が始まってくれることを、望みたいと思います!


PS.余談ですが、杏さんの夫である東出さんの、太陽と月のミッドポイントあたりに、杏さんの太陽やノードがあり、さらに杏さんの太陽の上に東出さんの木星があるというのは、とても興味深い夫婦の相性だと思います^^(うまくいくわけだ)

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