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ナンシー関さん

ナンシー関さんという方をご存知でしょうか。
20年?ぐらい前に、雑誌などで、消しゴム版画つきのコラムを載せていた方なのですが。
それが、鋭くてオモシロくてシニカルで、ぷっと笑ってしまうような、うなずいてしまうような、そんなコラムだったのでした。
今も生きていたら、あんなことやこんなことを、どんな風に言うのかな…と聞いてみたい気持ちになります。

何でしょうね、ナンシーさんの、あのどことなく屈折したようなシニカルな感じ。
それと、世捨て人のように「けッ」という言葉を発しながら暗い瞳をするのが流行っていた時代にマッチする個性。
「百年の孤独」という酒を飲みながらも、やっぱりどことなく人懐こい(人見知りだけど)部分が見え隠れするあたりなど、私はとても好きです。


ナンシーさんの出生ホロスコープを見てみると、
なんと水のグランドトラインですね。
蟹座の太陽、蠍座の海王星、魚座の木星・キローン。
みんなの心のウェットな部分を癒したり浄化したりする人です。
さらに、乙女座月冥王星がカイト部分になっているので、するどい視点や観察眼で切り込んでいって、浄化の幅を広げる感じでしょうかね。
また、獅子座の金星・天王星が、エンターティナー的な華やかさを醸し出しています。
きっと、するどい突っ込みを入れることで、みんなが笑ったり、和気あいあいとしたムードになったりするのが、好きだったのでしょうね。あるいは、身近な人たちを、そんなふうに喜ばせるのが好きだったのかもしれません。

去年の年末に、ナンシーさんの生涯を描いたドラマがやっていたので、お亡くなりになった時刻や様子を知ることができたので、チャートを立ててみました。

Photo_2

ちょうどトランジットの木星が太陽のある蟹座に来ていいて発展的な運気でしたが、同時にトランジットの土星やノードも水星の上に来ていて、仕事の重圧がかかったり縁やチャンスが広がっていったりしている時期でした。
また、プログレスの太陽が金星の上に来ていたり、プログレスの太陽・月が満月の状態になったりしているので、人気が出たり成果を得たりしている時期でした。
しかし、がっつり中年の危機真っ最中で、天王星同士がオポ、海王星同士がスクエア、冥王星同士がスクエア(タイトなのは2年前)。そして出生時刻によっては月とT冥王星もスクエアになっていたかもしれませんし、火星とT天王星もスクエアになっていましたので、注意が必要な厳しい時期であったことも確かですね。
ノーアスペクトの土星の上にT海王星も乗っていますし、太陽にソーラーアークの冥王星がスクエアになっていますから、中年の危機とも合わせて、これまでの生き方ややり方を軌道修正する必要があったのです。でも、いま広げておかなければいけないような発展的な星回りでもあったわけです。

心臓の自覚症状も少し前からあったようですし(このままのやり方ではダメですよというお知らせ)、
こういうハードな運気の時は、思い切って仕事のやり方を変えてみた方が良いのだろうとは思いますが、
周囲の人たちの喜ぶ顔を見るのが喜びであったろうナンシーさんは、きっと無理をする方を優先してしまったのでしょうね。
なにしろ、中年の危機の軌道修正は、手探りですからね。外惑星ですから。

ちょうどプログレスの火星が、このあたりから25年間ぐらいアウトオブバーンズに入っていく年だったので、まだまだ(ますます)活躍できたはずだったことを思うと、とても残念です。

中年の危機と思われる時期にいる方は(38歳~45歳くらい)、特に健康面での自覚症状のある方は、生き急ぐことのないよう、よろしくお願いしますということで…。

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