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2024年3月

ドラマ『光る君へ』⑦源倫子(黒木華)と源明子(瀧内公美)

さて道長は、源倫子、源明子と結婚することになりました。
それぞれの役者さん同士の相性で、
ストーリーに合った象徴的な部分が見つかるかどうか見てみたいと思います。

★まずは倫子&道長
内円:源倫子(黒木華)
外円:藤原道長(柄本佑)
Photo_20240331172501
倫子(黒木華)の太陽に道長(柄本佑)木星が乗っています(オーブは緩いですが)。
さらにそこに冥王星がトラインとなります。
なかなかおめでたい良い相性ですね。
倫子を中心に一族の大きな繁栄がみられそうです。
もともと倫子(黒木華)の太陽は冥王星とトラインの人なので、
倫子の思惑通りに事が運びそうですし、倫子の采配次第で道長の成功もコントロールできそうです。

一方、道長(柄本佑)の太陽と月は、倫子(黒木華)の太陽とスクエア(Tスクエア形成)。
さらに金星同士がスクエア。
さまざまな価値観が合わない部分もあって葛藤がありそうですね。

同時期に位の高い正妻2人と結婚とか、
文を交わし合うことのないまま結婚とか、
政略結婚的なものがうすうす垣間見える関係とか、

厳しい関係になりそうな感じがしますがどうでしょうか。

Tスクエアの良い面としては、道長の盲点を倫子がフォローできる部分がありますので、
一族的には柔軟宮の守りを固めやすいという一面もありそうですが…


初見で道長を押し倒して求愛し、
子をたくさん産んで娘を2人も天皇の嫁にやり、
孫を天皇にさせ、道長を出世させ、
90代まで生きた倫子あっぱれ頑張ったという感じですが、

内面的な女性としての幸福感はどうだったのかなぁ…と思うと、少し切ないです。

また、お互いのリリスに木星や金星を乗せ合う関係となりますが、
これはどのように描かれるのかなと、今後の展開に興味があります。
リリスは、一般的には抑圧された欲望的な意味合いで解釈されることが多いですが、
個人的には穢れた傷のような意味合いだと私は思っています。

お互いの傷をどう癒しあうのか、注目していきたいと思います。

★次に明子&道長
内円:源明子(瀧内公美)
外円:藤原道長(柄本佑)
Photo_20240331172502
父、源高明を失脚させた兼家を呪詛するために、
右大臣家の道長へ嫁いだ源明子。

子を入内させることができなかったので、倫子よりも低い地位に甘んじることになったわけですが。

まず注目したいのは、木星同士がトラインです。
家としての繁栄が約束されそうな相性ですね。

道長(柄本佑)の魚座火星・蠍座金星と、明子(瀧内公美)の蟹座月との間で
グランドトラインを形成します。

結婚当初は呪詛や怨念の気持ちでいた明子も、
道長との関りで気持ちがほだされて和らいだとNHKドラマガイドには書いてありました。

水のグラトラ効果ですかね。

女性にとっては、月の安定は嬉しいですね。
(ちなみに倫子の月は、道長のアスペクトがなくぽつんとしています)
もしかしたら道長は、倫子よりも愛情を多く明子へ向けるのではないかと思ったりしますが。

でも、明子(瀧内公美)の金星には、道長(柄本佑)の水星・土星が合、火星がスクエアですので、
厳しく冷たく感じられる言動に触れて、つらい思いもするかもしれません。


でも、太陽同士がセクスタイルの良い相性なので、
やっぱり倫子よりは和やかな関係をつくれる夫婦なのではないかなぁと思います。

さてさて、この2組の相性ホロスコープを傍らに置きながら、
『光る君へ』の鑑賞をしていきましょうか。

ではでは。

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ドラマ『光る君へ』⑥道綱の母(財前直見)と兼家(段田安則)

自分でもどうかと思うほど、『光る君へ』ネタで投稿しております。
長いこと、役者さんのホロスコープとドラマの内容を見比べてブログを書いたりしてきていますが、
こんなにいろいろな人が当てはまるドラマは珍しいです(調べてもどうにもわからない…といったことも多いものです)。
さすがNHK…という感じでしょうか。
そして、ストーリーがどんどん進んでしまうので、どんどん書いていかないと追いつかない^^;。

さて、右大臣家の兼家(段田安則)だんだん黒い感じが極まってまいりましたが、
兼家の妾であり道綱の母である藤原寧子(財前直見)との関係はどうなのかと思って相性を見てみました。

「藤原道綱の母」と字幕が出たとき、思わず声が出ましたよね。
この人が!!!
兼家(段田安則)は、道綱母(財前直見)と一緒にいると、甘えてツンデレにゃんこのようになってしまうの興味深いですよね。

道綱の母が書いた「蜻蛉日記」に、
病気になった兼家が「うちに忍び込んで来いよ」(女性が男性の家に忍び込むということは通常あり得ない)
という手紙を何度も送ってきたので、
夜になって兼家の家に忍んで行って、一緒に(兼家が夕飯で残しておいた)魚を食べた、
とかいうエピソードがあるようですが、
このドラマを観てしまうと、兼家役の段田安則のお顔がちらついてしまい、何とも言えない感情が湧いてきますが…。

さて、
内円:藤原兼家(段田安則)
外円:藤原道綱の母(財前直見)
Photo_20240321233301
兼家(段田安則)のリリスの上に、道綱の母(財前直見)のリリス火星金星合が乗ります
(年齢9歳差ありますが、リリスが近くに)。
妾相性で惹きつけ合っているのはこれでしょうか。

印象的なのは、お互いの月の上に、海王星や冥王星を乗せていること。
兼家(段田安則)の月ノードに、道綱母(財前直見)の海王星が乗っています。
兼家にとって夢や癒しを与えてくれる存在でしょうか。
道綱母(財前)の月の上には、兼家(段田)の冥王星が乗っています
道綱母にとって運命を感じる深い縁を与えられる相性ですね。

兼家の金星に、道綱母の冥王星がトライン。
兼家の愛情やお金や人間関係などに力を与える相性です。
道綱母の水星に、兼家の冥王星や木星がアスペクトしています。
道綱母の知性や仕事の面で力やチャンスを与える相性です。

史実では、兼家の足が道綱母から遠のいてしまい、つらさのあまり道綱母は遠くへ引っ越してしまう(離縁)そうですが、
やはり、結婚や永続的な関係というと、もっとガッチリしたアスペクトが必要なように思います。
この二人は、「土星同士がスクエア」ですが、
「責任を負う」方向性がかみ合わないというのは大きいでしょうね。
木星同士、土星同士の相性というのは、社会的なものを意味する結婚では案外重要です。

役者さんのホロスコープといえど、とても合っていて不思議ですよね。
引き続き、登場人物を調べていきます。
ではまた。

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ドラマ『光る君へ』⑤父・兼家(段田安則)と息子たちの遺伝子

親子はホロスコープも遺伝しますが、
この藤原右大臣家の息子たちは、父からどのようなアスペクトを遺伝しているのだろうか…と思って、調べてみました。

やはり男は太陽と火星なので、この二つの天体に注目して見てみます。
(アスペクトの種類によらず、色別の線にしてあります)

父:藤原兼家(段田安則)
Photo_20240314184601
父・兼家(段田安則)は、太陽も火星もアスペクトが豊富ですね。
どんな時にも、どのようにも対応できる、生命力と逞しさ(つぶしがきく)があります。
太陽と火星がハードアスペクトなのは、“男としては残念(いざという時に役に立たない的な)”というふうに、昔の占星術で習いました。
(現代占星術では、あまりそういうふうな解釈はしないようですが)
注目していただきたいのは、火星と冥王星のアスペクト(赤線)。
息子たち(妾の子の道綱以外)にも共通してある遺伝子です。
父が企てた陰謀に、息子たちはそれほどの抵抗もなく乗れた理由がコレではないかと思います。
妾の子・道綱に、この遺伝子がないのも、おもしろい偶然だと思います。

長男:藤原道隆(井浦新)
Photo_20240314184501
父と比べると、アスペクトが少ないですね。
太陽・土星の安定したアスペクトがあること、
(線では示していませんが)金星・月・木星のアスペクトが強いことから、
長男・道隆が継いだ暁には、安定した豊かで幸せな藤原家を創ってくれるものと思われます。

次男:藤原道兼(玉置玲央)
Photo_20240314184404
実は父に似ているアスペクトを持つ兼家(玉置玲央)。
太陽・木星、土星はソフトアスペクトでしっかりしていますが、
火星・冥王星、海王星、木星で、危なっかしい感じもありますね。
父の手足となって動けるのは、この道兼しかいないのは納得です。
ではどうして汚れ役を任されてしまうのか。

内円:父・兼家(段田安則)
外円:次男・道兼(玉置玲央)
Photo_20240314184403
お互いに、太陽に木星のアスペクトをかけあっていて発展的ですが、
父の太陽に対して、道兼(玉置玲央)の火星・冥王星がスクエアでかかり、
大変不吉なグランドクロスが形成されています。
道兼の金星・火星のミッドポイントあたりに、父の火星があることから、
道兼の方は、父の男気が楽しくて好きだったりしますが、
父の方から見たら危険人物極まりないでしょうから、逆に手下につけて利用したら役に立つ、という感じなのかもしれません。

妾の子:藤原道綱(上地雄輔)
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この人だけ、火星・冥王星のアスペクトがありません。
父の陰謀に無理に乗せられ、あたふたしている様子が放映されていましたが、
苦手でしょうね、そういうの。
太陽□木星、△海王星ですから、気の良い感じの男ですね。

三男:藤原道長(柄本佑)
Photo_20240314184401


父(段田安則)が太陽オポ天王星なのに対して、道長(柄本佑)は太陽コン天王星なので、
父に似た冴えた一面があり、父が行いたかった改革的な政治を受け継ぐはずですが、
さて、父が行いたかった改革とは何だろう…。
右大臣家藤原がトップに立ち采配をふるう時代にすることでしょうか…。

父・兼家(段田安則)の太陽は水瓶座で、さらに天王星がオポの人ですが、
いくら役者さんとはいえ、こんなに天王星が効いている人を配役するからには、もっと何か理由があるように思うのですが…。
(ちょっと、今のところわかりません…。)

いずれにしても、父・藤原兼家(段田安則)の太陽と火星はすごい、ということはわかりましたので、
これから(と言っても、もう残り少ないのでは)どんなことをしてくれるのかを楽しみにしたいと思います。


では。

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ドラマ『光る君へ』④鎌倉殿の北条義時(小栗旬)と道長(柄本佑)の違い

晩年、権力を握った道長(柄本佑)が、
鎌倉殿の北条義時(小栗旬)のような暗黒の人物となって、
ゲッソリ悪寒する物語として展開していくのではないかと不安がよぎるこの頃です。

そこで、鎌倉殿の北条義時(小栗旬)と、道長(柄本佑)の、
ホロスコープチャートを見比べてみようと思います。

鎌倉殿の義時(小栗旬)
Photo_20240307172001
これはexclamation ×2
義時(小栗旬)は、政治の頂点を極める山羊座の男ですね。

ドラマ『鎌倉殿の13人』が始まったころは、義時(小栗旬)は、まだ抜けたところのあるお気楽なアホボンな感じで、
大好きな八重(新垣結衣)に、きのこをプレゼントしたりするウブな姿を垣間見せていました。

晩年、政治のために、北条家のために、苦悩しながら手を汚しまくって(家臣や身内まで手にかける)真っ黒になって、
見ている方も苦しいの極みで物語が終了しましたが…。

なるほど、山羊座の男で、しかも山羊水星・リリス□土星・冥王星という、
非業の策を繰り出しそうなアスペクトを持っています。

山羊太陽は月とトラインの人なので、人物的には調和がとれているのですが、
ドラゴンテイル・太陽の人なので、ダークな側の山羊座リーダーとなる様子がうかがえます。

明るい場所で輝く源頼朝の影となり、ダークな物を引き受けて真っ黒に手を染める様子が、
義時(小栗旬)の太陽と水星に表れていると思います。


では、道長(柄本佑)は?
Photo_20240307172002
道長(柄本佑)は、スポーツマンシップにのっとった公明正大な射手座の男です。
馬に乗った打球の会で脚光を浴びるのも納得ですね。
太陽と月はオポなので、公私葛藤がありそうです。

射手座水星・土星□魚座火星・木星なので、真面目な哲学者風の思考も激情に乱されそうですが、

火星・木星△蠍座金星・冥王星なので、権謀術策や人心掌握して支配権力を握ることはスムーズにできそうですね。
あるいは、策を授ける女性とのつながりがあることを意味しているかもしれません。

鎌倉殿の北条義時(小栗旬)のような、ダークなイメージはなく、むしろ正義感&感情豊かな様子がうかがえますね。

また、蠍座金星・冥王星は、とても深い沼のような愛情を意味するので、
政治だけでなく、このドラマが愛情(愛憎ともいう)にあふれたストーリーとなる様子がうかがえます。

鎌倉殿とは、葛藤や苦しみの種類が違うことがわかりましたが、
道長がこれから、どのように権力を握って政治をしていくのか、
まひろとの愛がどうなっていくのか、楽しみにしていきたいと思います。


ではまた。

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ドラマ『光る君へ』③散楽の直秀(毎熊克哉)と道長(柄本佑)

道長(柄本佑)と親しくなった散楽の直秀(毎熊克哉)は、
道長の住む屋敷に盗賊に入って捕らえられました。
道長(柄本佑)が打った手立てが逆効果になり、直秀は残酷にも殺されてしまったのには、
ふたりだけでなく、視聴者の私たちにも衝撃でした。

直秀(毎熊克哉)は史実にない人物で、このドラマのために登場したオリジナルキャラクターです。
この時代の最下層にいる直秀(毎熊克哉)と貴族の道長(柄本佑)の関係、
そして直秀が道長に与えた意味を、ホロスコープから考えてみました。

内円:道長(柄本佑)
外円:散楽の直秀(毎熊克哉)
Photo_20240303205501
二人の身分からすると、出会うはずのない関係ですが、
太陽に木星やノードを持つ直秀(毎熊克哉)は、
階級を飛び越えた出会いを引き寄せる人物なのだなと思います。

太陽・木星・ノードなんて、大物感漂いますね。
でも海王星スクエアなので、理想追求や奉仕的な利他のやり過ぎ感があります(ブルー線)。

散楽で貴族社会を風刺するのは、理想追求のヒネリだったり、
盗賊をした品を貧しい人たちに配るのは、奉仕的な利他のやり過ぎだったりと、
毎熊さんの太陽がよく象徴されているのではないかと思います。
また囚われて不遇な死を遂げるのも、この海王星スクエアが象徴されているかなと思います。

道長(柄本佑)との関係ですが、
直秀(毎熊克哉)の月・水星に、道長(柄本佑)の火星・木星(△金星)が合(オレンジ線)。
身分の違う下層級の直秀(毎熊克哉)の素の言動や感情が、
道長(柄本佑)の行動力や楽しさや好ましさを刺激して引き立たせます。
自分の弟と偽って、貴族の打球の会に呼んでしまいたくなるのもわかります。
お互いに元気で楽しくなるし、ホッとする安心感もあったりしたのではないでしょうか。

もともと太陽に天王星やゆるめの土星を持っている道長(柄本佑)ですが、
相性図では、直秀(毎熊克哉)の土星と天王星が、タイトに道長(柄本佑)の太陽を刺激します(レッド線)。
道長(柄本佑)が、土星と天王星の力をしっかりと使えるよう、
スイッチを押す役割となる人物であることがうかがえます。

自分のネイタルのゆるい部分を、同年代の人がスイッチを押す役割を持つというパターンですね。
外惑星のハードアスペクトを持つ人は、
同級生や同年代の人から刺激を受ける機会が多いので、

幼いころからそのアスペクトにまつわる経験を繰り返し経て、
磨かれて使いこなして成長する過程が良くわかると思います。


道長(柄本佑)が権力者(土星)となり、旧来のやり方ではない(天王星)政治を打ち立てていくというスイッチを、
散楽の直秀(毎熊克哉)が押す役割だったのではないかと思いました。
公明正大な射手座太陽の道長(柄本佑)が目指す、正しき政治へ。

ではこのへんで。

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